摂食障害の症状には、短い間での著しい体重の減少・どんなに痩せても満足することなくダイエットを続ける・目標体重に達してもまた自分は太っていると思い込む・無月経・食べるものへの異常な執着心・隠れて物を食べる・うつ状態になる・過度な運動・大量に食べた後に下剤を使用する・薬物やアルコールの乱用・短い間に大量に食べる・甲状腺が大きくなるなどがあります。家族や友達、知人、あるいは自分自身に思い当たる症状はありませんか?
摂食障害だった芸能人は、ダイアナ妃、エルトン・ジョン、ヴィクトリア・ベッカム、カレン・カーペンター、ジェーン・フォンダ、ジャネット・ジャクソンなどがおり、日本でも多くの芸能人・有名人が摂食障害で悩まされていた、または現在でも悩まされているようです。摂食障害が原因で命を落としてしまうモデルがいたことから、モデルに体重制限ができたのは記憶に新しいと思います。
誰でもかかる可能性のある摂食障害ですが、治療法としてはどのようなものがあるのでしょうか。体重減少による摂食障害が疑われたら、まず最初に体重減少の原因となる内科の病気がないか、検査を受ける必要があります。内科には異常がなく、神経性無食症(摂食障害)と診断されたら、早いうちに治療を始めなければなりません。ところが多くの患者や家族は、摂食障害という病気を認めることができず、重篤な状態であるにも関わらず自分は摂食障害ではないと否定する傾向にあるのです。治療を始めること自体、医師にとってはとても困難な病気であるといえるようです。摂食障害は治療を始めたからといって、すぐに改善されるものではありません。個人差はありますが、治るまでは長い目で見る必要がある病気です。治療を始めたのに思うように効果が現れない、症状が改善されないと、焦らないでください。摂食障害の治療には、心に余裕を持たせることも大切なのです。
摂食障害の治療法としては、症状に応じた薬の服用やカウンセラーによるカウンセリングなどがあります。栄養士による栄養指導は、とても重要なものです。ですが、何よりも大切なのは家族や友達など、周囲の理解だと思うのです。摂食障害の患者は果てしない淋しさの中にいます。自分を受けいれることのできない中で葛藤をしています。そんな心をそっと包んであげることが、何よりも効果的なのではないでしょうか。
摂食障害は克服することができます。現に、摂食障害を克服して現在では元気に生活されている方はとても多いのです。あきらめてしまう必要は、絶対にありません。
たったひとりで摂食障害というとても辛い病気を抱え、苦しんではいませんか?その思いを少しでも吐き出すこと。それが克服への第一歩となります。