メタボ検診の義務化

厚生労働省がメタボ検診を義務化したことは、大きな反響を呼びました。対象は40歳以上の医療加入者です。メタボ検診が義務化された背景には、メタボに該当する者がおよそ940万人、メタボ予備軍はおよそ1,020万人、該当者と予備軍を合わせると推定およそ1,960万人という数値があるのです。これには驚きを隠せません。そこで、生活習慣病の発症や重症化を未然に防ぐことを目指し、新たな健診制度としてメタボ検診が義務化されたのです。

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メタボ検診の詳しい内容

メタボ検診の義務化といいますが、そもそもメタボリックシンドロームとは何なのか疑問を持たれる方もおられるかと思います。メタボリックシンドローム、すなわち内臓脂肪症候群とは、内蔵脂肪が蓄積されることで、正しい代謝ができなくなり、高血糖、高血圧などの生活習慣病を招きやすくなる状態のことなんです。その状態を放置するとどうなるか?脳卒中、心筋梗塞、、糖尿病合併症などというような、恐ろしい事態が起こってしまう危険性がとても高くなります。

では、メタボ検診では、どのようなことが行われるのでしょうか?メタボ検診の診査項目は生活習慣・行動習慣などの問診、診察、身長・体重・腹囲・肥満度・BMIの測定、血圧、血液検査となります。BMIは体重を身長の2乗で割ることで算出されます。BMI指数が22前後が理想的だといわれています。今までの検診項目と違うのは、腹囲の測定が加わっている点ですね。腹囲はウエストのサイズとは違い、おへその位置で測ります。

メタボの診断基準には、次の4つが設けられています。

・内臓脂肪の蓄積:腹囲が男性85cm以上 女性90cm以上 またはBMI指数が25以上

・高脂血症:中性脂肪150mg/dl以上、善玉コレステロール値が40mg/dl未満

・高血圧:最高130mmHg以上、最低85mmHg以上

・高血糖:空腹時血糖値が110mg/dl以上

内臓脂肪の蓄積に加えて2〜4項目のうち1項目でも該当するとメタボ予備軍、2つ以上の該当でメタボリックシンドロームだということになり、保健指導を受けることになります。

保健指導を受けない人が多い、メタボリックシンドロームの人の割合が減らないなどという場合には、保険者によって罰則が与えれるのですが、被保険者が罰金を払わなければならないということにはならないようです。

メタボリックシンドロームは、毎日の生活習慣を見直すことで予防・改善できます。なるべく規則正しい生活を心がけ、食生活も今一度見直してみてはいかがでしょうか。日々の積み重ねが命を守る大きな役割を果たしてくれるのです。

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不規則な生活、栄養の偏った食生活を改め、メタボを遠ざけてしまいましょう。そうすればメタボ検診を恐れる必要などありません。

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