健康食品管理士とは、健康食品管理士認定協会が健康食品などの効果、安全性、医薬品との相互作用またはその取り扱いに関する知識を十分に持ち、健康食品などを摂取する消費者の健康状態の判断などをすることが可能であると認められた者です。また、消費者に対し健康食品などを正しい使い方をすること、健康食品などによる被害から守ることに指導的役割を担える人材のことをいいます。また、健康食品管理士は健康食品管理士認定協会が認定する民間資格です。
健康食品管理士には、健康食品を過剰に摂取することで起こる障害の問題点の認識ができる、医薬品と健康食品の違いを認識できる、医薬品による治療に対して健康食品の使用のあり方を判断できるなどというような能力が求められます。
健康食品管理士の就職先は食品会社、製薬会社、ドラッグストアなどが挙げられます。仕事内容としては、健康食品の開発研究、健康食品に関する治験の収集、健康食品の販売、健康食品に関する各種コンサルタントなどとなります。他にもNSTメンバーとしてチーム医療への参画、食の安全・安心に関するリスクコミュケーターなどとしての活躍が期待される資格です。
資格取得から更新までの流れは、認定校の場合、認定校の審査・認定→認定校における指定教育科目の履修→履修内容の審査→健康食品管理士認定試験→健康食品管理士認定試験合格・資格認定の登録申請→健康食品管理士としての認定・登録→試験などで5年ごとに更新となります。認定試験は11月・5月の年に2回行われ、受験願書・受験料の振込みに関する内容・本人のあて先が書かれているはがきを提出しなければなりません。受験日のおよそ2週間前に受験表が交付されますので、試験日まで大切に保管しておいてください。
試験問題には栄養学・疾患と栄養、食品学・健康食品学総論、健康食品各論、食品衛生学、医薬品と食品の相互作用、関係法規、臨床検査学が試験問題として、100問が出題されます。2005年の健康食品管理士の合格率は87%なので、そんなに高いハードルではないのかもしれませんね。
また、健康食品管理士には誰でもなれるというわけではなく、臨床検査技師・薬剤師・管理栄養士・医師・歯科医師・獣医師のうちいずれかの資格を持っている者、これらの資格の養成機関で教育を受けている最終学年の者、農学、理学、工学系の大学で健康食品管理士認定協会が指定する教科を修得した者に受験資格があります。
最近よく見かける健康食品への誤った知識を少しでも無くすため、立ち上がってみませんか?